2016年12月8日木曜日

I play for 4年生

「I play for 4年生」

3年 山崎浩介




あと2週間も無いのか、あっという間。
最近4年生といるとつい思ってしまう。
一緒にいた3年間は長いようで本当に短かった。

まず仕事から教わり、恒例の校歌と部歌のテスト。
4年生(当時2年生)は仕事が出来ず髪の毛が無くなりなり、外出禁止にもなってしまう。徐々に嫌な雰囲気が寮内に漂っていくのを感じた。それでもSNSにふざけてる写真載せちゃったり、ミーティングで同期で言い合ってるのも側で見てきた。自分達も仕事の事で集められ叱られたこともよくあった。だけど仕事交代を告げられた時のみんなの表情は今でも忘れられない。あの時はきついことがたくさんあったけれど今は全部が良い思い出。
個性それぞれの4年生がいると寮はいつも賑やか。むしろうるさい笑
1人がイジるとみんなそれに乗っかって全員でイジったり、後輩が大好きでいちいち絡んできたり、毎回イベントごとに集合写真を撮ったり、合宿のときには4年全員で露天風呂入ったり、こんなにも仲の良い学年がいなくなると思うと今となっては正直寂しい。

そんな4年生が「一心」というスローガンを掲げ、最終学年となった今年。
上級生という立場でより身近になった分、学ぶべき点が多かった。
取り組む姿勢、三原則の部分やプレーの質はもちろんだが、トレーニングのメニュー間や休憩してる時の周りからの声、ポジティブな声かけなどそういう些細な発信をすることが雰囲気を変えたり、試合でちょっとした差に出るんだなと気づかされた。
ミーティングの内容も変わった。下級生が発言しやすいようにしてくれたり、チーム全体としてより意思統一が出来るようになった。
今季のターニングポイントとも言える天皇杯予選の立正大戦に敗れた後の4年生ミーティングで泣いている人もいるのを見て、同期で言い合える大切さ、しかも最上級生が本音で言い合える集団て大事だなと感じた。
このような積み重ねが今年のチームを一つに築き上げ、ここまで二冠出来た一つの要因だと思う。
あっという間に4年生と一緒にプレー出来る時間はもう限られてきてしまった。もっと一緒にサッカーしたいし、もっとふざけ合ったり、笑いあったりしとけばよかったという後悔もまだまだあるが、今までの3年間の感謝を胸に秘めて、後の残り少ない時間を大切にしたい。
三冠まであと一冠。
総理大臣杯、リーグ戦で優勝したときのあの4年生の涙、笑顔がまた見たい。
最後にまた全員で喜び合いたい。
その為に全員で最高の準備をしよう!!


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